「経済学」とは?

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はじめに

最近、有斐閣アルマの「ベーシック経済学 新版」古沢泰治・塩路悦郎著を読み始めました。

備忘録として、まとめていきます。

この記事を読むとわかること

  • 経済とは?
  • 経済学とは?
  • 希少性とは?

経済とは?

経済と聞くと、なんとなくお金のことを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。

私もその一人でした。

経済学を学ぶことは、お金の勉強をすることだと思っていました。

しかし、そうではないことを知りました。

私がこの本を買ったのは、最初の文章に衝撃を受けたからでした。

“経済は「経世済民」という言葉がその語源だと言われています。

「経世済民」とは「世の中を治め、民の苦しみを救うこと」です。”

非常に興味深いと感じました。

「世の中を治め、民の苦しみを救うこと」と聞くと、宗教チックな印象を受けますが、

つまり「世の中をよくしたい!」という気持ちから生まれた概念ということなのでしょう。

経済学とは?

さらに読み進めると、経済学についても定義されていました。

“経済学はよく、「希少な資源を競合する目的のために、選択・配分する方法を考える学問」と定義されます。”

具体例をあげると、たとえばある家庭でお父さんが仕事帰りに買ってきたバームクーヘン妻と子供2人で分けるとき、これは経済学が扱う問題であるといえます。

他の例として、石油や石炭、鉄鉱石などの自然資源を各国で分け合うこともまた、経済学が扱う問題です。

このように、経済学が扱う問題は、小さな問題から大きな問題まで、幅広いものです。

そして、より経済学のより具体的な定義として、以下のように記載されていました。

”経済学は、「限られた財やサービス、生産要素を、それらを必要としている人のところに必要なだけ届けるにはどうすれば良いかを研究する学問」だと言えます。”

「財」とは「商品」のことで、「生産要素」とは「商品やサービスの材料」のことです。

例えば、車は「財」であり、その材料となる鉄や半導体は「生産要素」だといえます。

まとめると、経済学とは「希少な資源の分配方法を考える学問」だといえます。

希少性とは?

希少性は、重要なキーワードです。

希少性とは、その商品やサービスがどれくらい存在するか、ということです。

書籍内では、「水とダイアモンド」の例があげられています。

ダイアモンドは水と違って役には立ちませんが、その希少性がゆえに、高価格で取引されます。

逆に水はその必要性にもかかわらず、手に入りやすいため、非常に安価で取引されます。

現在ウクライナ情勢のため、車のガソリンの価格が上昇しています。これは、ガソリンが手に入りにくくなり、その希少性が上昇しているため、価格が上昇していると考えることができます。石油や天然ガスなどがいくらでもあるなら、情勢に左右されず、その価格はもっと安価になっているでしょう。

感想

私はこの章の中で、次に文章が印象的でした。再掲します。

“経済は「経世済民」という言葉がその語源だと言われています。

「経世済民」とは「世の中を治め、民の苦しみを救うこと」です。”

この時、私は改めてあらゆる学問の共通目的を意識しました。

数学、物理学、政治学、哲学、歴史学、地理学、文学、芸術、心理学、農学、医学・・・学問は多彩な領域に分類されています。

これら全ての学問の最終的な共通目的は、「人間の住む世界をよりよくすること」ではないでしょうか。直鉄的にせよ間接的にせよ、学問が発展することにより、私たちは物的・心的豊かさを享受することができるのではないか、そのために学問が存在するのではないか、と感じました。

経済学という領域は直接的に私たちの生活を豊かにする可能性を秘めた学問であると感じています。

少しずつ、勉強を深めていきましょう。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

参考文献

有斐閣アルマ「ベーシック経済学 新版」古沢泰治・塩路悦郎著

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