はじめに
投資・資産運用の勉強におすすめの本3選をご紹介させていただきます。
投資の勉強をするにあたって、ネットでも勉強はできるものの、紙ベースで勉強したい方もいるでしょう。私もそうでした。時代から遅れているかもしれませんが、なんとなく紙の本から得る情報は信頼性が高いと感じていました。
投資の教科書を探して、吟味した上で、辿り着いた本をご紹介させていただきます。
①預金じゃイヤだけど投資はコワいボクの”負けない”人生戦略 内藤忍(著)
こちらは投資について、ストーリー形式で学ぶことができます。
とても読みやすく、1-2時間程度で読破できるでしょう。
主人公は30歳のサラリーマンで、投資がコワいと感じています。投資は恐いけど、手持ちの預金は10万円で、将来に漠然とした不安を抱えています。そんな主人公が、複利などの基本的な投資の知識を少しずつ身につけて、インデックス投資を始めるまで、始めた後にどうなったかについて描かれています。
主人公と同じように、投資に対して「怪しい」「気になるけどなんだか不安」というように感じている方は、ぜひはじめの一歩としておすすめです。
実際、私はこの本で投資を知りました。
そしてインデックスファンドに投資して、無事+20%の利益を得ることができました。
インデックスファンドといった、自分の知らない単語が出てくると「怪しい」「詐欺だ」といった感情を抱く方は、ぜひ次にご紹介する本を読んでいただきたいです。
②ウォール街のランダムウォーカー バートン・マルキール(著) 井出正介(訳)
私はこの本から投資の基礎を学ばせていただきました。大変分厚くて、くどくて、難しい専門的な内容も含んでおりますが、読む価値は絶対にあります。
巷では「投資のバイブル」と呼ばれていますが、本当にその通りだと思います。
別記事で詳細は書いていますが、私は投資の教科書に当たる本を探していたときに、この本に出会いました。この本は投資の教科書と呼ぶにふさわしい内容で、論理的に一つ一つの出来事について考察されています。
投資のことがなんとなくわかった方は、ぜひこの本を読んで、投資の知識を深めると良いと思います。
ただし、この本を読破するのはかなり時間がかかると思いますし、数学が苦手な方はリスク・プレミアムの部分など、難しすぎると感じるかもしれません。数学的に高度な部分は多少読み飛ばしても、投資がなんたるかを学ぶには、この本がベストだと考えます。
この本を読めば、インデックスファンドの正体を知ることができ、怪しいという根拠のない感情は無くなると思います。
当ブログでは、投資の基礎知識について、無料で解説しています。
ぜひご活用ください。↓
③投資で一番大切な20の教え ハワード・マークス(著) 貫井佳子(訳)
こちらも、非常に含蓄のある本です。この本から読むと、内容を理解できず、信じていいかわからないと感じるかもしれません。そのため、ウォール街のランダムウォーカーを読んだ後に、読まれるのが良いと思います。
私は内藤忍さんの本を読んだ後、この本を読んでみましたが、正直あまり学びはありませんでした。内容はシンプルに見えますが、行間を読む必要があるため、投資初心者の方には理解しにくいと思います。この本は投資の基礎が固まった方におすすめです。投資の基礎を身につけて、実際に投資をやって、その後に私はもう一度この本を読み直しましたが、目次を見るだけで「なるほど」と唸ることがありました。
それに対して、ウォール街のランダムウォーカーはこれでもかというくらい懇切丁寧に説明されているので、分厚くて抵抗があると感じるかもしれませんが、投資をなんとなくわかった段階の初心者の方におすすめできます。
この本はシンプルに見えて難しいです。繰り返しになりますが、この本は投資の基礎が固まった方におすすめです。
最後に
上記3冊の中で、投資家必読と感じるのは、やはりウォール街のランダムウォーカーだと思います。しかし、一人の著者の知識だけでは偏りが生じるため、他の本も読んでみるのがよろしいかと考えます。
投資の勉強におすすめサイト3選もご紹介しておりますので、以下を参考にしていただければ幸いです。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
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