第9章 「余裕資金」とは?

投資の意味を理解する

この記事を読むことで「いくら貯金して、いくら投資すべきか?」と言う質問にあなたなりの答えを出すことができるでしょう。

ぜひ参考にしてください。

投資で損をすることはあるの?

結論から言えば、投資で損をする可能性はあります

投資は「リターン(期待値)はプラスだが、マイナスになる可能性(リスク)」があります。前の記事で説明しましたが、リターンがあればリスクがあるからです。リターンとリスクは概ね比例すると言われています。

リスクとリターンとは?

そしてリスクを低減する方法である長期・分散・積立投資を行い、リスクを適切に管理することができれば、リターンがマイナスになる可能性は低く抑えることができます。しかし、リスクをゼロにすることはできません。よって、投資で損をする可能性はあります。

長期・分散・積立投資とは?

投資したお金を全て失ってしまうなんてことは、全世界インデックスファンドなど堅実な投資を行えば、生じることはあり得ません。インデックスファンドとは、世界中の優良企業・大企業に少しずつ投資を行うということです。一部の会社が倒産して、投資したお金の何割かが失われる可能性はありませすが、ゼロになるなんてことはあり得ないでしょう。

インデックスファンドとは?

ここで強調したいのは、投資に使うお金は余裕資金で行うべきです。

余裕資産とは「損をしてもよいお金」ではなく、「近い将来で使わなくても良いお金」です。失っても良いお金を投資に回すというのは誤りであり、しばらく使わないお金を投資に回すというのが正解です。

「余裕資金を投資に回すこと」は大前提であり、この大前提を守らないと、まず間違いなく失敗するでしょう。

余裕資金とは?

余裕資金とは簡単に言えば、「近い将来で使わなくても良いお金」です。

より具体的にいうと、あなたの持つ資産のうち、生活費と非常時のための貯金を除いたもので、当面の間は使う予定のない資産のことです。余剰資金とも呼ばれます。

「資産」とは、経済的価値を持つものすべてです。あなたの持っている現金や土地などは資産です。投資で所有することになる証券も資産です。平たく言えば「お金に換金できるもの全て」と言えます。家、土地、車、貯金なども資産に含まれます。

貯金できていない方は、まずは貯金しましょう。投資は、貯金がないのに始めるものではありません。

どれくらい貯金があればいいかというと、一般的には生活費の3ヶ月分とされています。もし働けなくなって収入がゼロの状態になっても、3ヶ月生活できれば、その間に国の支援サービスを受ける手続きを進めることができるでしょう。

そのため、例えばあなたの生活費が15万円なら、最低でも50万円ほどの貯金は必要でしょう。

年齢や家族の有無によって最低限貯金しておくべき金額は変わります

子供の進学などで3年後など近い将来にまとまったお金が必要であれば、それも投資ではなく貯蓄する必要があります。特に将来の予定が未定の方は、生活費と非常時のための貯金があれば、それ以外の資金「余裕資産」で投資を始めても良いと思います。

生活費は投資に回さない。投資に回すのは絶対に余裕資金

「インデックス投資は100円から始められる」というのは事実であり、投資のハードルが下がるのはいいことですが、投資しても良い金額は人それぞれ異なります。

投資したお金は、不況の時でも引き出さなくても済む金額にして、生活費と貯蓄に余裕を持他なければなりません。これが長期投資の勝利の道標だと考えます。

今回コロナで大不況となりました。失業された方もたくさんいらっしゃるでしょう。株価も大暴落しました。しかし、現在すでに株価は回復しています。

損をしたのは、あの大不況の時に生活費のために投資をやめて株を売却した方です。また、不況時のバイアスで売却した方です。インデックスファンドなどの金融商品であれば、大不況の時に売却するのは、持ち続けるより多くの確率で損をしてしまうでしょう。逆に大不況の時に購入する余力があれば、高い確率で得をするでしょう。

結論

結論として、生活費や非常時のために株を売る状況は絶対に避けねばなりません。

無職になってもしばらく生活できるくらい貯金に余裕がある状態で、投資を始めるべきと考えます。

以上、余裕資金について解説しました。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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