はじめに

大切なお金を預けている銀行が破綻したら?
投資のお金を預けている証券会社が破綻したら?
これらの疑問にお答えします。
大切なお金を預けている銀行が潰れたら?
結論を言うと「銀行の一般的な利用者の場合、預金の1000万円までは保証」されます。
詳細を説明していきます。
下の図をご覧ください。

「万が一金融機関が破綻した時」預金保険機構 https://www.dic.go.jp/yokinsha/page_000134.html
こちらは預金保険機構のホームページから引用した画像です。
3パターンに分類すると、
①普通に預けているお金→1000万円まで保護される
②当座預金、利息のつかない普通預金→全額保護される
③外貨預金、譲渡性預金、金融債は保証対象外→保護されない
となります。
よって、1つの銀行に1000万円以上預けている人は、複数の銀行に分けて預けたほうがいいかもしれません。「万が一金融機関が破綻した時」と題されているように、銀行が潰れることは通常ならあり得ませんが、過去のリーマンショックや、2020年のコロナショックのように、甚大な影響を与えることが突然生じることがありますので、万が一の備えは普段からしておくに越したことはないでしょう。
投資のお金を預けている証券会社が破産したら?
「証券会社に預けている証券やお金は、全額保護」されます。
これは法律で義務付けられており、「顧客資産の分別管理」と言います。
「証券会社が倒産した場合、預けている証券やお金はどうなるの?」日本証券業協会 https://www.jsda.or.jp/jikan/qa/002.html
まずあり得ないと思いますが、証券会社が顧客資産を使用していて返還が困難な場合はどうなるでしょう?
この場合、日本投資者保護資金から、1000万円を限度として補償されることになっています。
今の日本では1000万円が、一つの分け目となっていることがわかります。
結論
・銀行が潰れても、1000万円まで保護される
・証券会社が潰れても、全額返還される
・もし証券会社から返還されなかったら、日本投資者保護資金から1000万円まで補償される
以上になります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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