高配当株を買うべきか?

小話いろいろ

初めに

私は、高配当株はあまり魅力的ではないと感じています。仮に高配当株を購入するとしても十分な吟味が必要だと考えます。

考えるべきことは、2つあります。

1つ目に、なぜその株は高配当なのか?

2つ目に、その株は今後も高配当なのか?

順に考察していきます。

なぜその株は高配当なのか?

高配当とは、投資した金額に応じて、企業が投資家に配当金をくれるということです。つまり、自分たちが持つお金を投資家に返していると言えます。

ポイントは、その配当金がどこから来ているのか、ということです。

そもそも株式会社が株式を発行する理由は、資金を集めるためです。それなのに、集めた大切な資金の一部を投資家に返すというのは、不自然だと考えられないでしょうか。高配当の理由は、人気を集めるためです。高配当株の会社は、高配当にすることで株を買ってもらおうと考えています。逆に言えば、高配当にしないと投資家が集まらない状況だと言えます。これは、何らかの魅力的でない理由があるから高配当である、と言い換えることができます。魅力的でない理由は様々ですが、やはり上手い話には裏があると考えるのが自然でしょう。

そして、高配当の理由に、その企業が参入している市場が成熟しているため、投資する設備がないから、その利益を投資家に配っている、という考え方があります。これは一理あるとは感じますが、そんなに安定して利益を叩き出せる市場であれば、今後別の企業が参入する可能性があると言えるでしょう。ただし、参入障壁があるなら、その限りではないと思いますので、ご自身で吟味してください。

その株は今後も高配当なのか?

前のセクションで説明しましたが、その企業が安定して利益を生み出し続ける保証はありません。例えば今回のコロナショックで飲食業界は大きな打撃を受けました。今は脱炭素化がブームで、もしこのまま脱炭素の動きが続けば、これまで安定して利益を得ていた石炭石油をエネルギーとする企業が、変化に対応できなくなるかもしれません。

よって、もし高配当株に投資をするとすれば、高配当株の企業に分散して投資するべきでしょう。米国のETFならそれが可能です。しかし注意点として、私はやはり高配当株は、様々な後ろ向きな理由から高配当なのであり、株式市場において違和感のある存在だと思います。

株式会社は基本的に、株を売って出資を得て、その出資で成長を目指すものです。その基本から外れた企業の未来は、私は明るいとは思いません。

インカムゲインとキャピタルゲイン

株式の売買の記事で、インカムゲインとキャピタルゲインについて説明しました。

株の売買とは何か?

この記事では説明しませんでしたが、インカムゲインとキャピタルゲインには大切な共通点があります。結局、どちらも企業が利益を得ることで生まれるものです。そのため、高配当株の会社には申し訳ありませんが、高配当で人気集めをしている会社に投資をするのは、よく調べて、考えたほうが良いでしょう。高配当株であっても、それ以上に株価が下がれば、結局損をすることになります。

結論

「なぜ高配当なのか?」「今後も高配当なのか?」を考えてみてください。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

「配当利回り」日本証券業協会 https://www.jsda.or.jp/jikan/word/111.html

コメント

タイトルとURLをコピーしました